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2005年04月28日

JR宝塚線脱線事故について2

このような悲惨な事故がなぜ起きたのか。

原因は制限速度超過による脱線が有力です。制限速度を大幅に超えるスピードを出していた運転士に原因があるのは言うまでもありませんが、果たして運転士だけが悪いと言えるのか?

新型車両導入、スピードアップによる所要時間短縮、同時発着による対面乗り換えでJRは競合する私鉄から乗客の獲得に成功しました。
しかし、遅れが目立つようになってきたのも事実です。
もちろん乗客の駆け込み乗車で遅れるというのもあるかもしれませんが、実際に利用してみるとダイヤに余裕が無いのがわかります。

主要駅である大阪駅でも停車時間は1分もありません。定時運行できていれば問題がありませんが、少しでも遅れると遅れを取り戻すことができなくなります。
JRは定時運転確保に努めているようですが、余裕のないダイヤである限り根本的な解決にはならないと思います。

JR西日本には、安全を最優先にする(ATS-Pや脱線防止ガードの設置)、主要駅での停車時間確保で少々の遅れはある程度取り戻せるくらいの余裕のあるダイヤ作りをして運転士のプレッシャーを減らし、今後このような悲惨な事故が起こることのないようにしてもらいたいです。

投稿者 bibo : 23:46 | トラックバック

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