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2005年10月16日

第3回の実習について

10月14日のブログにて、第3回の実習は予想以上の修羅場になった、と書きましたが、何が原因かいろいろと考えてみました。

一番の原因はカリキュラムが悪い

シェルスクリプトを3回目に持ってくる必要性が感じられないんですよ。
1回目はUNIXの基本操作はまあ当然、2回目のコマンドの組み合わせ、まあいいでしょう。しかし、なぜ3回目にシェルスクリプトといういきなり難易度の高いものを持ってくるのでしょうか?
私が実習の構成を作るなら、3回目にはWWW情報探索を持ってきますね。
大学のUNIXは初期設定では学外のWebページが見られません。WWW情報探索の時に学外のWebページも見られるよう、プロキシの設定を行います。
WWW情報探索のあとに、シェルスクリプトを持ってこれば、わからないところをインターネットで調べる、ということもできるのです。
ですが、学外Webページが見られない状態でシェルスクリプトをすると、わからないところはSA2人、TA、担当教授の4人に聞くしか無く、わからない人が大多数を占めるため4人では対応しきれないのです。授業中、常に受講生の誰かが手を挙げている状態です。

WWW情報探索ではLaTexというものを使いますが、これは一種のマークアップ言語で、HTMLみたいなものです。
シェルスクリプトに比べれば、こちらの方が難しくないと思います。


私は4限担当で、5限に同じ教室で実習があるため、次のクラスが入ってきたときに終わったのですが、5限担当の方は遅くまでご苦労様です。

投稿者 bibo : 2005年10月16日 18:33

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