年末にauが音楽配信サービス「着うたフル」を開始しました。
HE-AAC規格という新しい規格を採用し、圧縮率が高くしかもブラインドテストでオリジナル音質の75%の音質評価を得たという。価格は1曲数百円だそうです。
(http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0410/13/news031.html)
音質はブラインドテストでオリジナル音質(CD)の75%の音質評価を得た、となっています。音質が良さそうですよね。でもこのテスト大きな問題があって、HE-AAC、AAC、MP3いずれも48Kbpsで行っています。MP3では通常使われていない48Kbpsという音質でテストをしたら新しい規格の「HE-AAC」がいい評価を得るのは当たり前です。
実機で着うたフルを聴いたことありますが、48Kbpsの割には音がいいと思います。十分聴けるレベルです。しかし、MP3プレーヤーと比べるとやはり音が悪い気がします。
価格は数百円。着うたフルはケータイでしか聞けません。しかもこの微妙な音質で数百円は高いでしょう。
聴きたいときにすぐにダウンロードして聴けるという利点はありますが、着うたフルのために着うたフル対応端末を買うというのはあまりないでしょう。
個人的には着うたフルのように音楽配信よりも、パソコンにある音楽をケータイで聴く、という方法の方が手間はかかるけど、音質も良いし自分の聴きたい音楽が聴けるのでいいかなと思います。
投稿者 bibo : 2005年01月30日 22:30