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2005年10月06日

村上ファンド、阪神筆頭株主

最近、なにかと話題になっている村上ファンド、阪神電鉄株取得問題。

2年ぶりに阪神タイガースが優勝した9月29日から、2日後の10月1日に村上ファンドが全株式の1/3を保有し、拒否権を得た。
その後、10月5日に村上ファンドが阪神電鉄に阪神球団の株式上場を提案した。
これにより、個人ファンが阪神球団の株を持てるようにし、ファンが所有する球団になるよう転換を求めている、というのが流れです。

今の阪神タイガースの株式は全て阪神電鉄が持っているため、阪神タイガースは阪神電鉄の100%子会社となっています。もし株式上場、つまり阪神タイガースの株を証券取引所で売買できるようになると、誰かが買い占めたりして阪神タイガースを操ることもできます。
つまりお金持ちなファンは球団に物をいうことができるようになるわけですね。民間会社であるとは言え、球団は一種の公共のものと言えると思います。もし、株式上場してしまえば私的な球団になってしまい、株主の意向を反映せざるを得なくなります。

村上ファンドって金、金、金って感じで好きになれません。アメリカならともかく、日本ではこういう考え方は受け入れられないでしょう。

投稿者 bibo : 2005年10月06日 19:26

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コメント

愛されている阪神は今の状態で十分だと思う。どうも金の方向にばっかり話がいくよね~。困ったもんだ。個人的には村上ファンド嫌いです。

投稿者 nori : 2005年10月07日 13:57